2008年7月27日日曜日

金継ぎと水指しのふた

舞藏屋玄さんです。こんばんは。

今日の夕方、雷雨がすごかったです。
雹でも降ったかというくらい音がすごくて、
落雷もかなり近かったようですね。

でも山並みを流れる雲、一筋の涼風、
雨上がりの風景のすずしさは格別です。

さて、少し前のことでした。
骨董好きの近所のご隠居に使い慣れた急須の注ぎ口を金継ぎの仕方を教わったお礼に
オークションで手に入れたという、うそかほんとかしらないけど、
江戸時代中期の水指の染め付けに、木のフタを作ってあげたことがありました。

これがその写真
水指

バーザイメープルにエボニーを象眼して、取っ手にブビンガをつけたもの。
使い始めのウッドレースで作ってみたけど、
工具に付属していた専用のバイト(刃)では上手く削れなかったですね。
最後は結局、サンドペーパーで仕上げ。
やはり、日本の挽き物師が使うろくろ専用のカンナでないとだめかな?
この専用カンナがネットでもなかなか見つからないですね。

まあ、でも初めてにしては上手く行ったと思っています。
最後は、蜜蝋で仕上げました。
メープルのしっとりした木肌が強調されてきれいです。

水指しのふたをふたの取っ手

で、件のご隠居はお茶はしない。茶道の心得が有るとも思えないので聞いてみました。

「これ、何に使うんですか?」

「玄さんは何に使うと似合うと思う?」

「う〜ん、自家製の梅干しかな?。」

「ワシはね、チョコレート! 孫が来た時に中身を当てさせるんじゃ。」

まあ、何に使うのも自由ですけど、生活習慣病にご注意を。(笑)

それから、しばらくして訪ねると、ピーナッツが入っていました。

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