2009年10月19日月曜日

A heart of oak と鉄の意志

"A heart of oak"

堅い楢の木のような心の持ち主、いわゆる「頑固もの」の事だと思いますが、

この言葉を初めて知ったのが、

新宿の紀伊国屋書店です。

5階か6階の催事場の入り口で、分厚い楢の木に彫ってありました。

もう20年以上も前のことでほとんど忘れましたが、

岐阜の山奥で若者たちが家具作りをしているという

オークビレッジの展示会場でした。

前置きが長いのですが、

"A heart of oak" 固い意志の持ち主にも喩えられるほど

堅いんですよ、楢の木は。↓こんな感じ。

A heart of oak ホワイトオークに

堅くて粘りがあるので丈夫なイスや家具に使われるのですが。

とくに楢の一種のホワイトオークは、ウイスキーなどの洋酒樽に使われ、

焼け焦げたタンニン分がモルト特有の香りをつくります。

あんな堅い木をよく曲げてしかも一滴も漏らさないような

樽を大昔の人はどのようにしてつくったのか不思議ですね。

下の写真は、その樽材のホワイトオークでつくったプレートです。

やはり、アメ色のニスと焦げあとが,

虎斑模様のホワイトオークにはとてもよく似合います。

ウイスキーの良い香りがしてきそうですね。

これは毎年、秋のアートとクラフトのグループ展の案内看板として使っています。

県立美術館で展示作品の解説をする当番の机の上に置いています。

この鍛造鉄のブラケットは造形作家の友人につくってもらいました。

ゴツゴツした槌目の跡もオークにとてもよく似合います。

これを倒して柱につけると、吊り下げ看板となります。

レストランのビンテージワインのコーナーなんかで使えますね。

堅い鉄の意志を持つ頑固者のレストランオーナーさん、いかがでしょうか?

IP3_鍛鉄金具とオークプレート_cwy企画展アート&クラフトコンシェルジュ
IP3_鍛鉄金具とオークプレート


2009年9月13日日曜日

金古美文字

どうも、最近削りたての白木の木肌より、

古い英国アンティークの天板の

それ以上広がらない割れや

打ち傷、ナイフあと、ニスの欠け剥がれ、とか、

コーヒーカップの輪の跡、インクの染みなどが

適度な模様となっている、木肌に惹かれます。

昔ながらの木の看板のなかにも

漆や金箔が剥げて、木地が丸見えのものや

金箔の古色を帯びた風情がとても素敵に感じるので、

わざと金箔が剥げた文字をつくってみました。


木文字制作の舞蔵屋・金古美文字